約数の授業

王様の国へ

たろう君のお父さんはレンガを積んで家を建てていた。
そこに、金色のレンガが一つありました。でもお父さんには金色に見えないようです。
でもたろう君が不思議に思って、ちょっとさわると、レンガは2つに割れてたろう君は割れ目の中に引き込まれていったのです。

目が覚めてみると、そこは宮殿に続く道でした。
金色のレンガの道が続いています。
宮殿の方へ進んでいくと、何人もの人が仕事を探して並んでいます
そして「おい、遅いじゃないか、レンガ屋さん」と声をかけられます。
え、ボクがレンガ屋と思って自分を見ると、金色のレンガの模様の入った作業着を着ています。、

「俺(おれ)たちの仕事は全部で12mだぜ」
「一日に何m、レンガをはるのかな」
「最期(さいご)の日に仕事が途中(とちゅう)で終わるのはいやだぜ、給料(きゅうりょう)が一日分もらえないからな。」
「小数のつく長さは無しだぜ、分からないからな。」
取り囲んだ人たちは口々にいろんなことを言うのです。
レンガやさんになっていたたろう君は考えます。
12mの道を毎日同じ長さのレンガを張っていくとき、
1日何メートルにすればきちんと張ることが出来るだろう。

こたえは、いくつもあります。
答えは何通り有りますか。

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