図の中に長方形はいくつ


ときかた その1
一度に数えるより、少しずつ分けて数える方がわかりやすいもののです。少しずつ分けて考えた方が、数え方もわかってきます。
そこで、【ときかたその1】は、一段ごとにわけてかぞえてみます。

最初は1番上の段だけで考えると

1ます分の長方形

4つ

2ます分の長方形

3つ

3ます分の長方形

2つ

4ます分の長方形

1つ

合計

4+3+2+1=10

2番目の段も10こ,3番目の段も10こ、4段目の段も10こあります。

1段に10こできるのです。
そこで、段1つ使ってできる長方形は
(4+3+2+1)×4=40  40こ


次に2段使ってできる長方形を数えます。

まず、1番上の段と2番目の段をつながっている1つの段と考えます。
1段目と2段目が1つの段だとすると

1ます分の長方形

4つ

2ます分の長方形

3つ

3ます分の長方形

2つ

4ます分の長方形

1つ

合計

4+3+2+1=10

段の組み合わせは、
1段目と2段目
2段目と3段目
3段目と4段目
の3通り。
だから、2段をつかってできる長方形は
(4+3+2+1)×3=30 30こ


次に3段使ってできる長方形を数えます。

まず、1番上の段と2番目の段と3番目の段をつながっている1つの段と考えます。

1段目と2段目と3段目が1つの段だとすると

1ます分の長方形

4つ

2ます分の長方形

3つ

3ます分の長方形

2つ

4ます分の長方形

1つ

合計

4+3+2+1=10

段の組み合わせは、
1段目と2段目と3段目
2段目と3段目と4段目
の2通り。
だから、2段をつかってできる長方形は
(4+3+2+1)×2=20 30こ


次に4段使ってできる長方形を数えます。
まず、1番上の段と2番目と3段目と4段目をつながっている1つの段と考えます。
段の組み合わせは、
1段目と2段目と3段目と4段目
の1通り。
だから
(4+3+2+1)×1=10


以上を全部足して
40+30+20+10=100
答え:100通り


式を1つにまとめると
(4+3+2+1)×(4+3+2+1)=100
となります。
考え方1
考え方2
考え方3