比例の始まり

(問9/8)
タテさんとヨーコさんが散歩していると、すいそうに水を入れている子がいました。
すいそうに水を入れる時間(分)と深さ(cm)を表にしていました。
「何を調べているか」か聞くと、
「国中の数が変になって、棒の長さと値段とか、
100円で買えるお菓子の量とか
時間と速さとか、
力とか、
電気とか、
圧力とか、
密度とか、数字がみんなごちゃごちゃになっているんだ」と言うのです。
これが分かることがいろいろな世界の元なのに、でも表がわからないと言うのです。。
手伝ってあげてください。

正解です。 正解は 3×x,x×3 です。

するとそこへ、x(エックス) が出てきました。
xの下のますには ? がはいります。
? はどんな数?
x(エックス)は未知数(みちすう)といいます。
というのは、数字とよく似ていて、数字のように計算できるのです。
まぁ、人間の誰(だれ)かが発明(はつめい)したんだけど、
本格的に使ったのは、デカルトという数学者です。

こうやって書くと分かるかもしれない

 時間   1  2  3  4  5  / 9  /  x 
↓3倍 ↓3倍 ↓3倍 ↓3倍 ↓3倍 ↓3倍
 深さ  1×3
3
2×3
6
3×3
9
4×3
12
5×3
15
 / 9×3
27
 / x×3
3x

、x×3 も 3×x も正解です。
でもデカルトは、これを 3x と書きました。
数字と文字のかけ算では。数字をまえにし、かけるを省略する、
これが文字式のきまりです。


それで世界はどうなったの
これで世の中の数字がスッキリして、数字の世界が理解しやすいようになったんだ。

まず、すいそうに水を入れるときの、時間と深さの関係が分かりました。
これは比例でした。


次の問題へ進む