3人の金貨

洞窟(どうくつ)の中にねていると、3人のとうぞくA・B・Cがかえってきて話を始めた。
AとBの金貨(きんか)をあわせると22枚
BとCとの金貨をあわせると17枚
CとAとの金貨をあわせると25枚だという。
一番金貨をもっているのは、だれで、金貨の枚数は何枚だろう。

普通の解き方

ウサギ:Aの金貨の数をxとする。
キツネ:Bの金貨の数をyとする。
タヌキ:Cの金貨の数zとする。
クマ:すると次の式ができる。
   x+y=22  ・・・・①
   y+z=17  ・・・・②
   z+x=25  ・・・・③
   文字が3つあるから、だんだんへらせばいいんだよね。
   ①ー②を計算してみると
   x+y -(y+z)=22-17
   x+y  -y-z=5
   x-z=5  ・・・・④
   これで、xがなくなったね。
  ここで③と④をくらべると
   z+x=25  ・・・・③
   x-z=5   ・・・・④
ほら
和と差の数で学習してきたのと同じような問題になった。

  ここで、③+④をすると、zが消えるね。
  z+x + x-z= 25+5
  x+x+z-z=30
  2x=30
  x=15
 ほら、zが出た。
 ③に x=15 を代入して
 z+x=25 ・・・③
 z+z=25
 z=25-15=10
 ほら zが出た。
 ②にz=10 を代入して
 y+z=17
 y+10=7
 y=7
 これで
 x=15
 y=7
 z=10
となって、一番大きいのはx=15となる。
盗賊Aが、一番多い15枚の金貨を持っているんだ。

特別なおもしろい解き方


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(先に特別なときかたを見ておこう)