魔女のかぜ薬 比の始まり

 森の村で、カゼが流行ってきました。
 キツネのコンタもカゼを引いて熱を出しています。
 コンタの兄さんコンキチがやってきて言いました。
「何かほしいものがあるかい。ボクにできることなら、やってみるよ。」
すると、そこへお母さんがやってきていいました。
「それなら、東の魔女のところへいって、
せきを止めるおいしいシロップジュースをもらってきておくれ。」
コンキチは、アのシロップがとてもおいしいのを知っています。
かぜがなおれば、コンキチも飲めるでしょう。
そこで、コンキチが東の森の魔女のところへ行くと、
魔女は、ジュースをくれずに、作り方を書いた紙教えてくれました。
 森の蜂蜜(はちみつ)シロップを、20ml
 島のはずれにあるレモンの汁を、12ml
 山の一番水のわき水を100ml
 これをよく混ぜなさい。
コンキチは、とんで帰って、せき止めの薬をつくって・・・コンタにのませようとしました。
(蜂蜜 20ml、レモンの汁 12m、。水 100mlを使って、東の魔女のせき止めを作って飲んでみよう。)
でも、ハチミツシロップも、レモンの汁もたくさんあります。
コンキチは、自分の分もふくめて、たくさん作ることにしました。
ハチミツ レモンの汁 山の一番水
魔女の作り方 20mL 12mL 100mL
コンキチの作り方 40mL ?
魔女と同じ味のジュースを作るには、コンキチはレモンを何mL使えば良いんだろう。

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