小数の比を簡単に

小数の比を簡単にするには
0.4 0.3
たとえばこれで考えてみましょう。

一つ目の考え

図にしてみましょう。

これを1とすると、
0.4 0.3
分けてみると
0.4 0.3
ほら、0,4は、0.1が
ほら、0,3は、0.11が
0.4:0.3=4:3 となった。
では計算でどうやるんだろう。
0.4は0.1が4つ
これは0.4を0.1ずつ分けて
0.4÷0.1=4 ってしているんだ。
0.3は
0.3÷0.1=3
ということ。
でも割り算は分かりにくい。
これがかけ算になる。
÷0.1 と×10 とは同じことをしているんだ。
分数で計算すると
0.4÷ 0.1 0.4÷
10
0.4× 10
0.4×10
0.1でわるのは、10をかけるのと同じだ。
そこで、両辺を10倍して
0.4 0.3 = 0.4×10 : 0.3×10
= 4 = 3

もう一つの考え

比は両辺に同じ数をかけても変わらない。
そこで、両辺を10倍する。
(これなら0.1ずつ分けるって考えなくて良い。)
0.4 0.3
比は、両辺に同じ数をかけても変わらないから
両辺を10倍すると
0.4×10 0.3×10
図で書くと違うけど、書くと同じで
0.4 0.3 = 0.4×10 : 0.3×10
= 4 = 3

10倍する、これが最初の基本です。

では、
0.04 0.3
これは何倍すれば、整数になりますか。

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