使う(つかう)、使用(しよう)



「使」という字は、ニンベンと、吏(し)でできています。
ニンベンも人、吏も人で、この漢字の中には人が2人います。
吏の中のメの部分は手です。
手で何か書いて仕える人のことです。
ニンベンのえらい人が何かを言って、それを書いて仕事をする人が「使」なのです。
密使(みっし)というのは秘密の命令を伝える人ですが、秘密の手紙を持っているのですね。

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