イカの観察

(問 9/9)
足にはたくさんの吸盤があります。
一つ取って、そこにあるかたい物を虫眼鏡や顕微鏡で見てみましょう。

まとめてみましょう。


上から、ヒレ、胴体、頭、(足)腕の順です。

腕 ? 足

(足)腕は、10本です。
そのうちの長い2本は触腕といわれます。 
長い腕で餌をつかまえ、その後、のこりの7本の腕で餌を引き寄せて、食べるのです。 
残りの一本は、生殖に使います。

腕、足

腕には、たくさんの吸盤(きゅうばん)がついています。吸盤を一つ取ってみてください。 
吸盤の回りには、王冠(おうかん)のようリングがあります。これは角質環(かくしつかん)といいます。 
角質環で、爪(つめ)を立てるように、餌(えさ)をがっちりつかむのです。 

ろうと

のうしろにある、口みたいなのは、漏斗(ろうと)といって水の噴き出し口です。
大きな穴です。ピンセットやはさみの先を注意して入れてみてください。 
ここから水を吹き出すことで、ジェット機みたいに進みます。
水を吹き出す方向でも、進む向きを変えられるのです。 
ヒレは体を安定させるものです。足は餌をつかまえたりするときに使います。
では、解剖に進みましょう。

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