FmFによるアメリカとの交流


渡航その22、ソフトウエアの種類と利用

なぜ先生は注意しないんだろう。

爪は1年生でも、紫色に染めている子がいる。、イヤリングはしている。

机に座る子もいれば、足はあげる子もいるし、授業中にお菓子を食べ

ている子もいる。お菓子をくれて、つい良いのかなと回りを見てしまった

のは間違いで、親愛の表現なのだから喜んで食べれば良かったと反省。

そうか、先生もジュースを飲んだり、机に座って授業しているものね。

でもなぜ注意しないんだろう。

子供たちは、それそれ別の学習をして、先生の方を見ていない。ある者

はコンピュータに向かいある者はノートに何か書いている。コンピュータ

の画面はみんな別々、みんな違うことをしている。ゲームのようなことを

している子もいる。先生はそれを見ても「先生の方を見なさい。」と注意

しない。コンピュータが子供たちに、その子の要求する物を与える。

先生は子供に、たくさんのソフトウエアを提示すると、子供が学習を進んで

進めていく。ソフトウエアが、そろっている。それ以上にプリントがそろって

いる。様々な学習方法がある。それを、いまコンピュータに載せているのだ

ろう。子供が集中して生き生きと学習しているのがわかる。


ソフトウエア

これもたくさんありました。後日、自由時間が5時間ほどあるので、そこで見せてくださいと希望しました。

図書館の検索システムは高校と繋がっている。(先生が入力したとか)

言葉でも、題名でも、著者名でも検索できる。

読んだ本は、全ての本に10問のクイズをするソフトウエアがある。(教室でもできる。)

読むような工夫があるのですね。

オズの魔法使いを4年生が読んでいましたが程度が高かった。


で、これは2年生のコンピュータ利用のノート。

真ん中が表紙。個人個人で違っていて、みんな子供が作ったという

左は目次18回の実践、タイトルが載っている。

画像もあれば、文字つくりや、文字を波打たせるのもある。

図工でお面を作ったのを、写真にとって、一人一人文字を入れたのもある。

画像を代えて、同じ文字を練習したものもある。

「文字も自分達で入れるんだ。」という説明を先生がしてくれた。


■発表会用には、プレゼンテーションツールを使う。

このソフトの利用が多かった。

■絵はペイントブラシでマウスを使って書いていた。

女の子の足を何回も書き直している子もいた。簡単なところはそれで済ますという発想。

■文字入力はワード。集計表はエクセル。インターネットメールはアウトルック。

大人の使うソフトをそのまま使う。これがいい。

メールも子供用でなくて大人と同じ物を使うという発想。

別に子供向けのソフトウエアを買う必要がない。これは英語だという利点も

あるだろうし、日本のように漢字がどの学年ではどこまでとかいう枠もないだ

ろうからという面もある。でも大きくなって使うソフトを今から使うのは良い考

えだ。子供用のワープロとか子供用のお絵かきソフトも良いけれど、それが

大人の使うソフトと互換性がなければ(互換性のない子供用ソフトが結構ある)

すぐに大人の社会へ移行できない。無駄なところへお金を使わないという発想

をしていく必要がある。本校でも、まずお絵かきは、ペイントブラシを使ってみ

ようと思う。ビットマップだけで、jpegやjifが無いのが難点だけれど。


戻る