FmFによるアメリカとの交流(2008)スタッフとして


17日 アメリカ的な

午前中は、ジェーファーソンやリンカーンのメモリアルでの歴史や教育に関する話を聞きました。

そして午後は自由行動でスミソニアン博物館の見学をしました。
僕たちは、スミソニアン博物館を見ながら「無料ってすごいね」「日本にはこれだけ大きいものは無いね」「いろいろな種類があるし」等と話しながら博物館に向かいました。
まず最初の見学は、最近できたインデアン博物館です。きれいな衣装や手の込んだ工芸品など素晴らしい作品が飾ってありました。でも、気がつくとジェロニモなどの戦いの歴史や、酋長シアトルの「どうしたら空が買えるというのだろう、そして 大地を」という手紙も見あたりません。アメリカの歴史のなかでは、インデアンの歴史は語りにくいのでしょうか。
ここでお昼です。とても沢山の珍しい種類がありました。ここはおいしいと評判だそうです。
次の見学は、航空宇宙博物館。入り口を入ると月の石があり、左右にアポロの実物がありました。アメリカの飛行機の歴史にはライト兄弟から始まって、アメリカの宇宙ロケット開発史、月への到達、火星の探査の展示を見ました。けれどレオナルドダビンチやV2ロケットは見あたりません。アメリカのロケットの歴史なんですね。
こうして2つの博物館を見て、アメリカへ来ているのだなぁと実感したのでした。こうしてアメリカは世界の中心なんだ。
英語で星の歌を歌っていたのが印象的でした。科学館はとても充実していました。子どもが小さいときアメリカにいたという同行者の話に「中学のテストの答えに、小さいときの記憶奥にあった星の名前を英語で書いたら丸をくれた」という話を聞きました。アメリカのこういった科学教育は成功しているんだな、日本もこうした博物館がほしいなと大いに感じたのでした。
最後は自然史博物館。
ここで大きなダイヤモンドの輝きを見て、1日歩いた疲れが吹き飛んだのでした。
最近のアメリカの進化に関する教育のニュースを考えるとき、進化を骨格標本などを使って大きく取りあげているのも印象的でした。

日本の博物館はどうかとふり返ると、日本のものを中心に置きながら、世界中のものも表示してあることが多いのではないかと思います。
日本のものを特に中心に展示というと、東京にある科学館が日本の最先端技術を紹介しています。それが(ミニ)スミソニアンに当たるのかも知れません。宇宙ロケット「はやぶさ」は展示してあるでしょうか・・・今度行ってみよう、機会があればいきたいな。

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