割合 倍の3用法

お父さんの体重は20 kgで、
ぼく体重は4 kgです。
お父さんの体重はぼくの5倍の体重です。
図で書くとこうなります。

4

5倍
20

これをしきにかくと
もとになる量 × 比べる量
× 20
となります。
これが、元になる量が分からないときと、
倍が分からないときと
比べる量が分からないとき
の2通りの式があるのです。

まず、比べる量が分からないとき


もとになる量 × 比べる量
×
これは、そのまま、かけ算すればできます。

つぎは、倍が分からないとき


分からないから□で書いてみましょう。
もとになる量 × 比べる量
× 20
比べる量 ÷ 元になる量
20 ÷
かけ算したかのだから、
逆に割ってやれば倍が出るのです。

これを、□をxとして、xを使った式で書くと
4x=20  両辺を4で割って
4x÷4=20÷4   この行はなれたら省略してもいい。
 x=20÷4
 x=5
 となります。

次は、元になる量が分からないとき


分からないから、□で書いてみよう。
もとになる量 × 比べる量
× 20
比べる量 ÷
20 ÷
これも、5をかけたのだから
元にもどすには、5で割ってやれば、元になる量が出るのです。

これを、□をxとして、xを使った式で書くと
x×5は、数字を前に書く原則に従って、5xと書くと
5x=20  両辺を5で割って
 x=20÷5
  =4
 となります。

3つの使い方に慣れましょう。
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