花畑の一辺は

おばさんの家(いえ)の前(まえ)には長方形(ちょうほうけい)の花畑(はなばたけ)がありました
おばさんは、この花畑(はなばたけ)の回(まわ)りに、さくをすることにしました。
だって、春(はる)になる前(まえ)に花畑(はなばたけ)がふまれるとこまるのです。
畑(はたけ)に植(う)えてあるチューリップが、
ふまれてしまうと芽(め)を出(だ)すことができなくなるからです。
ところがおばさんは、畑(はたけ)の横(よこ)の長(なが)さを
忘(わす)れてしまいました。
覚(おぼ)えているのは、畑(はたけ)の面積(めんせき)が35平方メートルで、
たての長(なが)さが2.5mだということです。
たては2.5メートルで広さが35平方メートルの花畑の
横の長さは何メートルでしょう



土地家屋調査士さんという仕事がある。
この人たちの仕事のひとつに、
図面を見て、土地の境界をしらべて境に印をつけたり、
面積をはかったりするしごとがある。
この人たちは、いろいろな道具を使って、
長方形や正方形の面積だけでなく、もっともっと複雑な面積を調べることができる。
でも、こうやって縦や横の面積を調べることができるのが、その手始めなのだ。
「我が家の面積は何平方メートルだろう。」
なんてことが、とっても大切なことなので、それ専門の職業があるのだ。