mと dmと cmと mm と km

 長さの単位


長さの単位の基本はメートルです。
ヨーロッパでは、国によって長さの単位がちがっていました。
でも、それでは、外国との交流が始まると不便でした。
たとえば
「あなたの国まではどれくらいありますか。」
と聞いたとき、国によって単位が違っていては、
だから何日旅をすればつくのか、距離はどれくらいなのかをいちいち、自分の国の単位に直さなくてはいけないのです。
そこで、フランスが提唱し、国際会議で統一した単位が必要だとみとめ、単位作りが始まったのだ。
いろいろ歯の方が考えられたが、最後には、
赤道から北極までの、10万分の1の長さを、メートルという基本単位にしたのだった。
(現在では、地球を基準とはしていません。)
そして、その長さの 1/10 を dm(デシメートル)
その 1/10 を cm(センチメートル)
そのまた 1/10 を mm(ミリメートル)とした。
dm(デシメートル)は、余り使われないが、これもれっきとした国際単位です。
d(デシ)、c(センチ)、m(ミリ)というのはそれぞれ、
1/10、1/100、1/1000を表しています。
これが長さの基本です。
長さだけでなく、量にも、その他いろいろ、この3つは使われますので、覚えておく必要があります。
また、もう一つ、k(キロ)という単位があります。
これは1000倍という意味です。
d(デシ)、c(センチ)、m(ミリ) と k(キロ)この4つを頭に入れておけば、単位の変換が簡単になるのです。
mとmmとの単位変換


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