1時間に入る水の量(割合)が分かれば 実験


プールの水をいっぱいにするのにかかる時間
プールへ水をいっぱい入れるのに、左の水道だけ使うとは15時間かかります。
また、右の水道がだけ使うと10時間かかります。
両方いっしょに入れると何時間かかりますか?
これまでの学習をまとめてみよう。

解き方1
それぞれの水道の1時間当たりの水の量を考えると、
左の水道は、プール全体の 
右の水道は、プール全体の 
いっしょに入れると、 
1時間に、プール全体のの水が入る。
だから、6時間入れればよい。
1÷=6と、いう計算になる。

解き方1の考え方を、比といいます。ここではこの考え方を身につけてほしい。
もっとたくさん問題をやってみると、おもしろいことがわかる。


解き方2
プールの水の量を、決める。
ここでは、15と10の最小公倍数の30(立方メートル)と決めてみると
左の水道で1時間に入る水は、
  30(立方メートル)÷15(時間)=2(立方メートル/時間)。
  2立方メートルが1時間に入る。
右の水道で1時間に入る水は、
  30(立方メートル)÷10(時間)=3(立方メートル/時間)
  3立方メートル、1時間に入る。
両方の水道を開くと、2+3=5立方メートルの水が1時間に入る。
プール全体を、1時間に入る水で割って
 30÷5=6
6時間でプール一杯になる。


解き方3
表を書いてみるて、30時間のところに注目する。

時間

10

15

20

30

40

45

50

60

左の水道から出る水の量

--

1

--

2

--

3

--

4

左の水道から出る水の量

1

--

2

3

4

--

5

6

合計の水の量

--

--

--

5

--

--

--

10

30時間で、右と左の水道から、プール5はい分の水が入る。
だから、1はいの水が入る時間は、
だから、30÷5=6
で6時間。


解き方4
まだまだ、解き方は考えられるはずだ。