お金で考える


お金はむずかしい

とつぜんミカンの代金の話が出てきました。
お金のことは、色々な思い出があります。
その1,
読者から
「ビー玉やドングリならわかるんだけれど、お金になるとわかりません。」
というメールをいただいたことがあります。
お金は抽象的でわかりにくい。
10円玉は1円玉10コって、元に戻して考えると良いって返事を書いたんだけれど、分かってくれたんだろうか。
その2、
低学年の子どもに
「10円玉3コと、100円玉1コを見せて、どっちが良い?」
ってきいたら、10円玉3コを指したことがありました。
3コの方が1コより多いとかんがえて、30円と100円を比べないんですね。
こういう調査って、どこかでちゃんと行ってくれないかなぁ。
何さいくらいで、お金っていう抽象的な数が理解できるよになるか分かるんだけど。
お金というのは、ドングリやビー玉みたいな具体物とはちがいます。
人間が考えた、不思議なものです。
100円玉というのは1コで1円玉100コ分もある。
人間の約束でそうなっているのです。
頭の中で、1円玉にすることができれば、計算が出来ます。
お店に行って、10円を払ったり、100円を払っておつりをいただく経験の中で、この不思議な数を理解するようになってきたのでしょう。
お店屋さんごっこって、大事なんですね。
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