じゃんけん6

太郎君と花子さんがミカンを10個ずつ持っています。
いま、二人は、じゃんけんに勝てば箱の中からミカンを2つもらい、
負ければ箱の中に1つ返すという約束でじゃんけんを始めました。
何回かのじゃんけんの後、兄は21個、弟は12このミカンを持っています。
兄は何回勝ちましたか。

1回じゃんけんをして、太郎君が勝つとどうなるんだろう。
太郎君は10+2=12個
花子さんは10-1=9個
ふたリあわせると21こだね。
さいしょは、二人あわせると20個だったから、じゃんけんを1回すると、二人あわせたミカンは1個増えるんだ。
それなら、まずじゃんけんした回数が分かるね。
兄は21個、弟は12こ、あわせて21+12=33個だから、33-20=13回じゃんけんしたことになる。
あとは、つるかめ算と同じ考えでとけるね。
13回全部太郎君が勝ったとすると、10+13×2=36個になる。
36-21=15個も多い。
1回勝と2個もらえ1回負けると1個減るから、1回負けたとすると3個減る。
15個減るには、15÷3=5回負ければ良さそうだ。
すると、太郎君の勝った回数は、13ー5=8回。
花子さんの勝った回数は5回となる。
確かめてみよう。
太郎君は最初10個、8回勝ったから8×2=16個もらえて、5回負けたから5個減らす
10+16-5=21個、計算通りだね。
花子さんは、最初10個持っていて、8回負けて5回勝ったから
10-8+5×2=12個。
できた。
リンゴとミカン