鶴亀算の応用問題

鶴と亀の足を合わせると42本です。
鶴と亀の数を交換すると、足の数は36本になります。
鶴は何匹で亀は何匹でしょう。
二つの式を足すとどうなるか想像してみてほしい。
そこには鶴と亀の合体した足6本の怪獣が出現する。
そこに78本の足がある。
それを6本足の怪獣(4+2)で割ると13になる。
つまり鶴と亀を足すと13匹なんだ。
あとは鶴亀算の計算方法で・・・・
ツルとカメが13匹、足の数が36本と考えれば解ける。

そんなこといったって、むずかしい。
誰でも解ける解き方じゃない。

もっと簡単に

もっと簡単にするには、xやyを使うんだ。
カメをxひき、ツルをyひきとするんだ。
こうすれば、どんな問題でも解ける力がつくんだ。
ツルとカメの足を足すと42本だ。
ということは
x×4、つまり4xがカメの足の数。これを数字を前にして×を省略すると4x。
y×2、つまり2tがツルの足の数。これも数字を前にして×を省略すると2y。
これをたして
4x+2y=42 ・・・・①
ツルとカメをひっくり返すと36本ということは
亀の足を2本、ツルの足を4本にすればいいから
2x+4y=36 ・・・・②
2つ式ができれば、xとyの分からない問題は解けるんだ。
並べてみると・・・
4x+2y=42 ・・・・①
2x+4y=36 ・・・・②
おや、2を半分にできそうだ。
左右の辺を2で割って
(2x+4y)÷2=36÷2
x+2y=18  …②’
並べてみよう。
  4x+2y=42  …①
   x+2y=18  …②’
式①から式②をひけば、yがなくなる。
    4x+2y=42  …①
-)   x+2y=18  …②
    3x   =24   …③
③の式の両辺を3で割れば答えが出る。
3x÷3=24÷3
 x=8
ほら、カメは8匹だ。
さいしょの式ができれば、あとは、式と式を足したり引いたり、
両辺に、同じ数をかけたり割ったり、足したり引いたりしていけば答えが出る。
ツルの引数はというと、どの式でもいいんだけれど
さっき作った、x+2y=18 という式をつかってみよう。
これのxに、x=8 ですから、8を入れる。
すると
8+2y=18
という式が出る。これを代入といいます。
両辺から8を引くと
8+2y-8=18-8
2y=10
両辺を2で割って
2y÷2=10÷2
y=5
ほら、ツルは5匹と答がでた。
こうやって、xやyを使った解き方ができれば、むずかしい鶴亀算を覚えなくても大丈夫なんだ。

3つの平均が