差集め算:宿題のプリント


リス君は夏休みに、宿題プリントを一日20枚ずつする計画を立てました。
けれど、一日15枚ずつしかしなかったので、
夏休み明けには、100枚のプリントが残ってしまいました。
宿題プリントは何枚あったのでしょうか。

xとyを使ってみよう


宿題プリントをxページ、夏休みをy日あったとすると、こんな式ができる。
20y=x   ・・・・・・・・・・・①
x枚のプリントがあって、休み中に15y枚のプリントをしたら、100枚残ったんだから
x-15y=100  ・・・・・・・②
となる。
2つの式ができた。

代入法で解決すると

20y=x というのは「20ワイ イコール エックス」 と読む。
これは、20y と x が同じということだ。
てんびんで考えると、釣り合っているということだ。

それはそうだ、どっちも夏休みの宿題なんだから。言い方がちがうだけ。
x-15y=100 これは「エックス マイナス 15 ワイ イコール 100」と読む。てんびんで考えると、こんなふうになる。

さて、ここで、xは20yと同じだから、入れかえる。

これでも釣り合うのです。
こういうふうに、入れ替えることを代入といいます。
式に書くと
20yー15y=100
計算すると
5y=100
両辺を5で割って
y=20
夏休みは20日だと分かります。
求めるのは、宿題の枚数だって? そうですね、1日20ページおこなうだけの宿題があったのだから、宿題は
20×20=400
答 400枚 となります。
もどる
次は 赤鉛筆と青鉛筆