水道と平均

同じ大きさの水槽を、Aの蛇口からいれると3時間でいっぱいになり、
 Bの蛇口からいれると6時間でいっぱいになります。
 この水道の平均の能力は、どれくらいか。
 両方の蛇口からいっしょにいれると、何時間でいっぱいになりますか。

平均はどうやって計算するの

クマ リス君はどうやって考えたの
リス 1時間の能力を出して、それを平均しなきゃダメなんだ。

クマ よく分からないなぁ
リス やってみるよ
    Aの蛇口は3時間で一杯だから、
    1時間に、3分の1杯たまる。
    Bの蛇口は6時間で一杯だから、1時間に6分の1杯たまる。
    これを足して2で割ってみると
)÷2=( )× ×1
6×2
   ほら、1時間に2分の1だけ、水がたまる。
クマ ということは、一杯にするには、全体を1としてるから、 
1÷ =4
    4時間で一杯になるんだ。
    
(数字を使った問題は、で勉強してきてね)
仕事算



ウサギ 二つの水道の平均の能力は、2時間で水槽を一杯にできる能力なんだね。
(3時間+6時間)÷2を計算すればよい

一般的な平均の出し方

ここでは簡単に書いておきます
水道がnこあって、その能力を S1、S2、S3・・・・Sn とすると、平均の能力Hは
…+… )=
S1 S2 S3 Sn H
で求められます。
これを調和平均といいます。
速さの平均や、電気を習うときの抵抗の合成等のときに使われるよ。