高校3年生の友人、私立の高校が受かり、あとは公立の学校を受けようとしていました。
学校で呼び出されて、お母さんと二人で面接。
担任の言うには、「○田高校は、私立が受かっているから受けるのはやめなさい。」
「代わりに落ちる人が出るから、2つ受けるのはかわいそうでしょう。」
それでちょっと心が動く。
県教委へ電話したら「両方受けても良い」と言っている。けれど「学校へはやめるよう勧めるように指導している。」ようだ。へんだ~~。
説得の決定打は
「私の娘は、○田高校で20番だったけど、公立大学は落ちた。貴方の成績は中学で10番だから○田高校へ入っても、公立大学は行けない。」
という話。それならやめとこうと思って返事をしたという。
本当に将来、公立大学へは行けないんだろうか。
学校で呼び出されて、お母さんと二人で面接。
担任の言うには、「○田高校は、私立が受かっているから受けるのはやめなさい。」
「代わりに落ちる人が出るから、2つ受けるのはかわいそうでしょう。」
それでちょっと心が動く。
県教委へ電話したら「両方受けても良い」と言っている。けれど「学校へはやめるよう勧めるように指導している。」ようだ。へんだ~~。
説得の決定打は
「私の娘は、○田高校で20番だったけど、公立大学は落ちた。貴方の成績は中学で10番だから○田高校へ入っても、公立大学は行けない。」
という話。それならやめとこうと思って返事をしたという。
本当に将来、公立大学へは行けないんだろうか。
あなたはどう思う
調べてみると、この高校では50人程度公立大学へ行っている。うそじゃん。
50人受かってるってことは、2倍として少なくとも100人は受けているんだと思う。
その中で、目指した大学によって落ちる人も「うかる人もいる。
一例を信じるな
20番で落ちた人もいるし,100番で受かる人もいます。そんなとき何を信じたら良いんでしょうか。
そんなとき役に立つのが統計です。
何人受けて何人受かったというのが統計です。受けた総数、受かった総数それが示されれば、判断基準になります。
3億円の当選が出た
宝くじで当売り場から3億円の当選が出ました、という広告を見ます。これも、何人宝くじを買って、何人当選したかが大事です。
実は何万人も宝くじを買って、そのうち1人当たった、といわれればどうでしょう。
そうは言いません、一例で万事そうなりそうだというのは要注意です。
病気が治った
やせた、きれいになった、その他いろいろの広告があります。これも一例であることが多い。
本当にその薬で治ったのか、偶然直ったのか、それは刈らないから「個人の感想です」なんて小さく書いてある。
テレビなどでは「効能を保証するもではありません」と書いてあります。
一例を信じちゃダメ。
全体を見ること。
テレビで街角インタビュー
テレビで街角インタビューでいろいろ言う、これも怪しいのです。一例と言うことは他の考えを持った人がたくさんいるはずです。
そのうちのテレビが気に入ったことを言った人がテレビに出ます。
街角インタビューは、いわば見ている人の洗脳のためのインタビューです。
これも、「多くの意見を代表することを保証するものではありません。」って書いておいてほしいな。
一般的な意見とするには、ある個体数をきちんと調査したアンケートが必要だ。
偉い人の意見を信じるな
権威がこう言っているというのは、まずできればその権威がどういう人か調べます。
そして言っていることに数値があって、それで話している場合は信じて良いでしょう。
グラフがあっても数値のないグラフはたいてい嘘です。
統計で嘘をつく方法の初歩がグラフに数値を入れないこと。
要注意です。
他にも色々ありますが、だんだん勉強して、だまされないようにしましょう。
たった一つの例を信じるなんて、算数以前ですね。
(2020/03/24)