君子(くんし)、君(きみ)



茶色のぼうは、ふでやえんぴつです。
それを持つ手と、ものを言う口が合わさってできた字です。
決まったことや法律(ほうりつ)などは、書いて伝えます。
ものを決めて書いて伝える、上に立つ人を君というのです。
古代中国では、決めるのは天の声で、天の言葉を伝える人が天子でした。
だから天の声を伝える人が君だったのです。

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