温度(おんど)と気体(きたい)スライダーを利用(りよう)して。

温度が上がると激(はげ)しく動く気体


スクラッチ内に(一部改訂)あります。

空気中の気体は温度が上がると動きが激(はげ)しくなります。
へこんでいるマヨネーズなどの入れ物にふたをして、あたためるとふくらみます。
へこんでしまったっ卓球ボールをお湯をかけてふくらませるなんて,昔したけど、今はどうなんだろう。
ということで、温度が上がると激しく動く気体の分子です。
数の左上にある【スライダー】を利用して温度を上げます。
スライダーを使うところが、このプログラムの新しいところです。



準備(じゅんび)


変数を2つ用意します。
前回は、【このスプライトのみ】の変数を作りましたが
今回は、【全てのスプライト用】を2つ作ります。
全てで使える変数を、グローバル変数、一部でしか使えない変数をローカル変数といいます。
ここで使うのは、グローバル変数です。



ではプログラムのはじめ


一つのボー-ルの動きを作るには次のようにします。
【温度を0にする】というのは、書かなくても、変数を作ったときは0になっているようです。
Javaスクリプトも変数を作ったときには0になってます。でも、なんだか癖(くせ)で書いています。安心できない。
で、ずっとの中に、【早さブローバルを【【温度+373】/10】にする】とします。
下の絵では、210度になっていますが、-273 ℃としておいてください。
最終的に、絶対零度で動きが止まるようにしてみました。


クローンを作で好きなだけ分子を作ろう


前回の分子のうごきと違(ちが)って【クローン」で分子を作ろうとつぎのようにしました。
ボタンが押されると
青い丸のスプライトを隠(かく)しておいて
8回繰り返して自分自身のクローンを作ります。
これで、8個同じものができる。

早さを10で割っていましたが、遅くするため20で割るように変更。

そして、上に書いてあった、スプライトの中身は【クローンされたとき】の中に【表示する】をつけて移します。
これで8個作れるんだから簡単です。
それにこの数字を変えるだけで、数は自由になります。
【大きさを30%にする】とかつけくわえれば、自由な大きさになります。

早さは、温度に273をたして、0より大きくなるようにしています。
そして、このままでは、早くなりすぎるんで、20で割って超セルしています。

スライダーを使おう


温度の変数を右クリックすると、下のような画面になります。
そこで【スライダー】をえらびます。
もう一度右クリックすると、スライダーの指定範囲を変更とありますので,これを押して
範囲を、-273 から、300度 にします。
-273度というのはぜってい0度で機体の動きが止まると言われている温度にしてみました。




赤いスプライトも作ろう

赤いスプライトは、青いスプライトを複製して
スプライトの色を赤く塗りました。
プログラムの変更点は
【旗が押されたとき】の中の、【8回繰り返す】を【2回繰り返す】に変えただけです。


こrでできあがり。
スライダーを使ったのと、クローンを自動で作ったのが新しいところです。

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