お金と戦国時代

あなたが地域を守る


あなたが、お店で何か食べ物を買うと、お店にお金が入ります。
お店の人はそうやって生きています。
その、お店は農家から野菜を買います。すると農家にお金が入ります。
農家の人はそうやって生きています。
農家は、鍬や鎌や必要な農機具を、金物屋さん屋さんから買います・
金物屋さんは、儲かったお金をお店で使います。
こうやってお金が回ります。
お金が回ることによって、みんな生きています。

ある日、あなたが、近所のお店から買い物をやめて、大型店に買いに行きました・
ある日、お店は、近くの農家からの仕入れをやめて、遠い外国の野菜を売ることにしました。
ある日、農家は、大型店で必要な器具を買うことにしました。
ある日金物屋さんは,お店から買うのをやめて、都会のスーパーから買い物を始めました。

すると、お金が回らなくなります。
お店は、物が売れなくなりました。
農家も物が売れなくなりました。
こうして、
お店がなくなり
農家がなくなり
金物屋がなくなり
村は寂しくなりました。

お金を回す、買い物をするって、地域を守ることにもなります、地域を壊すことにも成ります。
さて、あなたはどっちを取りますか。、
地域中の人が、そういう気持ちになって、地域は守られるのです。

あなたがお金をどう使うかによって、あなたの住んでいる土地の暮らしが変わるのです。

TPP


で、これって日本についても言えるんじゃないか。
日本のお金が日本の中を回っているうちは景気は良い
そのお金が、外国の製品が安いと外国へ流れると、日本からどんどんお金が減っていく。
日本の会社が日本の中小企業を使っているうちは、おけ根は外へは流れませんが
外国の製品を使って作るようになると、それだけ日本がさびれていく

これまでは、外国との道は関税などがかけられることで、
外国と日本の間の道は、広い道ではありませんでした。
ところが、TPPが実行されると、関税が撤廃されて広い道になります。
ということは、外国から安い農産物がどんどん入ってくる。

それから、日本の農業を保護することは、禁止になるそうです。
そして、国内の農業は寂れていく・・・
日本各地で起きていることが、日本という国で起きるということではないでしょうか?