お金ってなんだろう

お金を流通させるために


お金をたくさん貯めると、位を上げる、そんな方法を国はとりました。
たくさんお金が貯まると、地位が上がるのです。
国は、地位をお金で売ったのです。
そして、お金を貯めた人は、位が上がれば、いつまでも貯めておくことはありませんので、お金を使います。
国ももうかる、お金を貯めた人も地位が上がるというわけで、
ほかにもいろいろあったのでしょう、お金が流通を始めます。
そして、これは、稲より便利だということになっていったのでしょう。

それなら、お金をどんどん作れば、国はもうかるじゃない?
というわけでもないようです。
まず、お金にするには、金や銀や銅のような、高価な金属を手に入れなければなりません。
高価な金属を手に入れると
国はお金を発行して
手に入れたときより,高価な価値を付ければ国は儲かりますね。
お金(硬貨)は、農家がお米を作ってもうけるように、
国がお金を作って儲けることになるのでしょうか。

そんな簡単なわけではありません。
まず、金銀銅の貴重な金属を手に入れる必要があります。
それを手に入れれば.硬貨は発行できます。

国は、そんな、打ち出の小槌を手に入れました。
でも、作りすぎると価値は下がってしまうのです。

お札は、金属がなくても印刷すれば良いから簡単です。
では、お札はだれが考えたのでしょう。
だいぶ、横道にそれていきますが・・・おつきあいください。


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