牛乳の平均

ある牛が、1日に出す牛乳の量を調べたら次のようになりました。

この牛が、1日に出す乳の量は平均何リットルといったらいいでしょうか。

ウサギ 全部足すと
     19+12+14+15+17+13+15=105だよ。
クマ  それをどうするの。
ウサギ 一週間は7日でしょ。だから105を7で割ると
     105÷7=15 1日15Lだ
クマ 全部足して日数で割ればいいのか。
    ドングリの時と同じだね。


ウサギ 基本は、全部足して、分けるんだよ。

実際の牛1匹、1日荷出す牛乳の量は

実際の牛乳の量はもっとたくさんです。
調べてみると、一年間で、8000~9000kgの牛乳を出すのだそうです。中には10000kgの牛乳を出す牛もいるそうで、品種が改良されると、だんだん多くなるのでしょうね。
で、ここでは、1年900kgの牛乳を出すとして考えてみましょう。
この牛が1日に出す牛乳の量はどれくらいなのでしょう。
年間9000kgで365日で割ってみると
900÷365を計算して
1日平均、約24.7kgの牛乳を出すことになります。
また、一年間時実際に牛乳を搾るのは300日で、残りの日は体を休ませるなどのために牛乳は搾らないのだそうです。
そうすると、実際にはどれだけ牛乳を出すのかというと
9000÷300=30kgの牛乳を出します。
30kgの人はいますか。あなたの体重と比べてみましょう。
なぜ、こんなにたくさんの牛乳を出すのでしょうか。
それは、まずたくさんの牛乳を出すように品種改良をしたからです。
それから餌がちがうからです。草だけではそれだけたくさんの牛乳を出せないので、栄養のある別の餌を食べさせるのだそうです。
特別な栄養のある餌をさけて、1年に2000kgの牛乳だけ取るようにしている牧場もあるそうです。
年間、9000kgと年間2000kgではずいぶんちがいますね。
調べていくといろいろな問題が見えてきます。
あなたは、どっちの牛乳が良いですか。
牛乳一つでも、いろいろおもしろい・・・・・(2012年12月)

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