不思議な金魚 浮沈子の作り方

押さえると沈み、話すと浮いてくる金魚。
どうしてなんだろう。

これは昔の浮沈子
どんな入れ物に入れたんだろう・・・・

左は、2014年、子どもの森での理科実験授業の作品。
東北から、震災で避難してきた、Y・原君の作品。
前が見えるように透明で、でも海草などをきれいに書いた芸術作品だ。


下は、学校で大きなペットボトルでの実験。


水の中を上がったり下がったり、ふしぎな金魚型しょうゆ差しの浮沈子。
どうしてってある3年生に聞いたらきちんと答えたけれど
分からない人も多いはず。
そこでわかりやすい浮沈子をだんだん工夫した。(2019/03追記)

バージョン1  Ver2・Ver3・Ver4へ
対象学年 小学校1年以上
もっと小さくても
必要時間 30分程度

組み立て部品(一人分)
ペットボトル(炭酸水用) 1本
炭酸水用でないと柔らかくて
力がうまく伝わりません。
金魚型しょうゆ入れ(または同等品) 1つ以上
2ツイれても良いのです。
針金
(手で曲げられる細いもの、
花屋さんには柔らかいものがあるそうです)
ステンレスは試したことがないけれど、
さびなくて良いですね。
6号のステンレスのボルトが簡単で良い。
2g(1gでもかまわない)

準備品
ペンチ 1本
ぞうきん 1枚

 作り方

針金の代わりに、6号のボルトでも良い。
ちょうど、醤油の入れ物のふたに合う大きさで
重さも良い。
この方が簡単だから、学校などで作る場合は
準備したら良いと思う。

それから、醤油のいれものは、
金魚の形をしたのが良い。
このときは手に入らなかったのでこれ。
(最後のバージョンは別なのもです)


おもりをつける。
ボルトでも良い。

せんををしないで、水に入れてみる。
ほんのちょっと水面に出るだけに調整する。


ペットボトルの中に入れて


水はいっぱい入れたけれど
もう少し少なめの方が、金魚が浮かんでいるのが見える。
この場合は、空気の調整が難しいけれど、やってみよう。。



押さえるとさがる。
はなすと上がる。

調整がぎりぎりだと、ふたをすると沈んでしまうことがあります。
そんなときは、ペットボトルの中の空気を増やしましょう。
なかなか沈まないときは、いっぱい水を入れましょう。
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