これから、計算ドリルプリントをたくさん作り、もりの小学校の職員室においておきます。
ボクのクラスでは、こういうプリントを毎日1枚宿題に出しています。
学校の授業で扱うこともあります。
このプリント集は、一見ばからしいなあと思いそうなドリルです。 だって、例えば2枚目は「÷11の問題」ばかり並んでいるんだもの。
これが、案外良いんです。簡単そうだもの。 でも、子供たちは「簡単だあ。」とは言いません。ちゃんと何人かは「商が立たない」とか、変な間違いをしてくれるのです。
一斉授業では、ちゃんと説明しているつもりです。でも、30人もいると、ちゃんと間違える子もいるのです。
【÷19】だけのプリントは、突然全部できなくなる子が出てくることがあります。
丁寧なプリントは、突然0点になるので子供の理解していない、つかえているところの発見になるのです。
【÷22】だけのプリントも面白かった。【62÷22】に取り組んで、商が立たずに困る子がいます。
市販のドリルは目が粗い。そこで、こんな問題はなかなか出てません。もっと難しいのが並んでいます。
こうやって、一見楽そうに見えるのを丁寧に扱うことで、計算に自信が持てるようになるのです。
丁寧なプリントは、一つだけ間違えても、その間違いの理由が見つけやすいのです。
わり算が始まったら、こんな簡単なのって思わずに、1枚だけ、使ってみて下さい。子供の間違いは、同じような問題が並んでいるから見つけられる。
間違いが分かるから、子供たちはプリントが好きになるのです。
「今日はプリント無いの? ドリル帳よりプリントが良い」って子供は言います。
これで、毎日の宿題プリント作成が楽になれば良いなと思っています。出す順番は考慮して作っていません。良いと思うのから出して下さい。
目指すぞ1万枚ドリルプリント:望みは高く