理科の参観日はなるべく断ってるんだけれど、どうしてもって言うんで理科の授業をした。
コンピュータの授業をしようかといったけれど、今どれだけの力があるか分からないし・・・・
やったのは4年生の電気の授業。
ごく普通の授業。
問い1、ソケットと電球と電池で電気がつけられれるか。
問い2、電池2個の+とーにそれぞれソケットのコードをつけたら電気はつくか。
問い3、電池のプラスとマイナスを変えたら電気はつくか。
と、進む授業。研究授業のように「導入」「追求」「まとめ」かと進んでは行かないけれど、こどもには好評。
授業の進め方は、一般的に導入、追求、まとめとか進むように考えているけれどこれはいつ誰が考えたんだろうか。
もっと色々な進め方があって良いと思うけれど、その呪縛から逃れられないのはなぜだろう。
算数でも、国語でも、もっといろんな授業が開発されて良いだろうけれど、そうはなっていない。
授業の形からはいるのではなくて、この単元はどうやったらうまく授業ができるというところから研究が進む方が良いんではないだろうか。
こんなことを考えるのは、ボクが生態学を専攻したからだろうか。
植物はみんな違った生活をしている。その一つ一つの研究が、基礎になってもっと大きな生物全体の仕組みの把握につながる。
教育学は、一つ一つの単元の教え方よりも、導入・追求・まとめ・・とかいうパターンが優先されている気がしてならない。