もりの小学校雑学→理科の知識と生活

理科の知識と生活


 田舎の野菜などをたくさん作っている家向けだろうか、JAで冷凍庫を販売している。冷蔵庫ではない、冷凍専門の冷凍庫だ。アイスクリームを入れて売っているような箱形で、上にドアのようなにふたが被さるものだ。
 この、冷凍庫についた霜が厚くなった。ふたがきちんとできなくなったのだ。
 そんなとき、あなたならどうするだろうか。もちろん霜取りは付いていない。
 こんなとき、氷をたたいて割ろうとするのは良くない。それじゃ冷凍庫も壊れてしまう。お湯とタオルを持って来きて、タオルを縁に敷いてお湯をかけ溶かせば、氷は溶ける。
 
 お風呂の換気扇は毎晩回っている。ドアを閉じて換気扇を回すと、湯気が良くぬけると思うのは大間違い。空気は引っ張ればいくらでも大きくなるわけではない。片方からはいるから換気扇から出て行くのだ。ドアが閉まっていれば空気が入らないから、換気扇が無理をすることになる、空気も抜けないからドアを少しだけ開けて換気扇を回さなきゃダメ。

 こういうのは、科学の知識というにはちょっと初歩的だと思うけれど、でもこういうところに科学の知識は役に立つのです。

 理科は面白いだけでなく、役に立つ。