切りばりして面積を求める 


解説

こんな切りばりをすると
たて7cm
横(3.5+7.5=)11cmの
長方形になる

面積は 7×11で計算できる
ほら、切りばりの方法で面積は簡単に求めることができるでしょう。
今から約400年前、豊臣秀吉という人が税金を取るために、全国の土地の大きさを測量しました。
これを、太閤検地といいます。
太閤というのは豊臣秀吉を指し、検地というのは土地の良さと大きさを調べることです。
この太閤検地は、税を取られることに反対する農民や土豪から激しい抵抗にあいました。
土地の大きさを分かりにくくするために、田の形も正方形でない形に変えたとも聞きます。しかし
「見地に逆らうものは、一人も生かしておくな。城主であろうと土豪であろうと農民であろうと、なで斬りにいたせ」
と秀吉は命じて、1595年、検地完了したのです。
こうして江戸時代の基礎が作られていきました。

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