7の段(だん)の覚え方(おぼえかた)

7のだんをおぼえよう

7の段の仲間(なかま)は

7の段は一番おぼえ間違いの多い段だ。
でもこれまで、しっかりやってきていればだいじょうぶ。
とくに4の段をしっかり覚えていれば良い。
でも、そうでなくてもだいじょうぶ、ここでしっかり覚えよう。

さて、7の段の仲間はどのだんだろうと思う?
6の段の仲間は、4の段
そして、7の段の仲間は3の段だ。
3のだんは3つずつ覚えたから、7の段も3つずつ覚えよう。
3つずつなら簡単だ。

まず最初の3つ


7×1=7 7×2=14 7×3=21
こたえ 14 21
十の位
一の位

しちいち7(7×1=1)    これはかんたん
しちに14(7×2=14)
しちさん21(7×3=21)

十の位は1,2,3 とふえていくから、覚(おぼ)えるのは簡単(かんたん)
でも一の位がわかりにくい。 多いところからさんだん減(へ)ってくる。
7×1=7 ですぐおぼえられるから、それから少しずつへってくると思えば良い。
これを覚えれば、後の3つは楽になると思う。

3つだけど、しっかり時間をかけて覚えること。
おぼえても人の頭(あたま)は忘(わす)れるようになっている。
時間をおいて練習すると、頭が「あれ、2回目だ、大切なんだな」とはんだんして覚えるようになっている。
何回も時間をおいて練習するのがいいんだ。

さから、まず3つを覚えよう。

つぎの3つ

7×4=28 7×5=35 7×6=42
こたえ 28 35 42
十の位
一の位


十の位は、2,3,4だからわかりやすい
一の位は、最初の3つと比べてみると
最初(さいしょ)の3つ
次の3つ  8    
なんだかきれいじゃないですか。
3の段(だん)の並(なら)びを思(おも)い出(だ)してください。
3の段も3つずつ並べるときれいだった。
7の段も3つずつ並べるときれいです。

一番(いちばん)間違(まちが)えの多(おお)い九九


この中に、間違え(まちがえ)の多(おお)い九九があります。
それは しひち28 です。
まず ひちし28 をしっかり覚(おぼ)えてください。
とくに、1の位が8であることを覚えます。
そして、そこから3つずつへらすと、いちのくらいがみつかります。
これをまず、おぼえて、十の位は上(あ)がっていく、一の位は下(さ)がっていくと思えば後(あと)は覚(おぼ)えやすいのです。

この一つを覚えた後、ゆっくりこの3つも覚えてください。
あわててはいけません。はじめの一つを覚え、それから後2つも覚えてください。

さいごの3つ

7×7=49 7×8=56 7×9=63
こたえ 49 56 63
十の位
一の位

十の位は、4,5,6だからわかりやすい
一の位は、3の段の数字。9.6.3になっています。
また、一の位は、最初の3つ次の3つとくらべてみると
最初(さいしょ)の3つ
次の3つ  8  5  2
最後(さいご)の3つ

なんだかきれいじゃないですか。
もう一度、3の段(だん)の並(なら)びを思(おも)い出(だ)してください。
3の段も3つずつ並べるときれいだった。
7の段も3つずつ並べるときれいです。

ここでもまず、しちしち49 をしっかり覚(おぼ)えてください。
そして。そこから3つずつへらすと、いちのくらいがみつかります。

ゆっくりこの3つも覚えてください。
あわててはいけません。はじめの一つを覚え、それから後2つも覚えてください。

覚えたはずなのに、次の日忘(わす)れてしまうこともよくあります。
それが当たり前なのです。
おこってはいけません
少しでも覚えていれば、それがすごいのです。
十の位を覚えた、よく似た数字をいった、何でも良いのです、すこしずつおぼえていく、外れて覚えていく、
そういうのが、人間の頭の、正しい覚えかたなのです。

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