6の段(だん)の覚え方(おぼえかた)

6のだんをおぼえよう

17この数字を覚えるには

6の段の数字は17こある
たとえば
「183472448986529745 の17個の数字をおぼえなさい」
っていわれたら、たいへんだ。
九九はこれをやれって言うことになる。
九九をおぼえるのは、このたいへんなことをしなさいって子供に言ってることになる。
それは無理(むり)だって、脳科学(のうかがく)で研究(けんきゅう)されている。
そこで時間がかかるんだけれど、なるべく簡単(かんたん)に覚(おぼ)えようと考えるのが、大人の仕事だろう。
でも、大人はたいてい、自分が苦労(くろう)したことはわすれている。
または、自分(じぶん)が苦労(くろう)したんだから、子供も同(おな)じように苦労すればと思っているのかもしれない。

6の段は5個ずつ覚えよう

6の段を5つ書き出してみる。

6×1=6 6×2=12 6×3=18 6×4=24 6×5=30
こたえ 12 18 24 30
十の位
一の位
1の位は、5・2・8・4・0  とかわっている。
あれ、これって4の段とにてない?
4の段は、4・8・2・6だった。
6の段はそのはんたいなんだ。


のこりの4こ

6の段ののこりの4つを書き出してみる。

6×6=36 6×7=42 6×8=48 6×9=54
こたえ 36 42 48 54
十の位
一の位
1の位は、5・2・8・4  とおなじようにかわっている。

この4つは、とくにおぼえにくいものだから
最初の5つをまずしっかり覚えて、そのあと、この4つだけ練習しよう。
一の位に気をつけながら覚える良いい。

4の段と6の段はなかま

まず、1のくらいのへんかをくらべてみよう
4の段は逆(ぎゃく)に書いてみると
 4の段   36 32 28 24 20 15 12
 6の段 12 18 24 30 46 42 48 54
 1の位は
6.2.8.4 をくりかえしている。
これが4のだんと6のだんの秘密(ひみつ)だ。

4の段と6の段はなかま、その2

こんどは4のだんも、6のだんもふつうにかいてみよう
 4の段   12 16 20 24 26 32 36
 6の段 12 18 24 30 46 42 48 54
 たすと 10 20 30 40 50 60 70 80 90
おや、4の段と6の段をたすとどれも一の位が0になっている。

4の段と6の段は仲間なんだ。
6の段は、じっくり時間をかけて覚えましょう。
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