数列算 対角線の数:考え方

数えてみれば良いんじゃない 一つめの考え方


N角形   3   4   5   6   7  8
対角線の数   0    2   5    9   14   20 
対角線の数の差  2  3  4  5  6 

ほら、対角線の数は、1,2,3,4,5って増えていく。
不思議だよね

2つめの考え方

5角形の対角線を書いてみよう。
1つの頂点から何本の対角線が引けるだろうか。
左右の頂点へは対角線は引けない、自分へも引けない。
そうすると、5-3=2と計算して2本引ける。
頂点は5つあるから、2×5=10本
でも、どの対角線も2回ずつダブって数えているから半分にして、10÷2=5本だ。

では、9角形だったら対角線は何本?

答:27本
9角形の対角線は、一つの頂点から6本
頂点が9つあるから、6×9=54
2本ずつダブっているから、54÷2=27本だ
対角線が引ける頂点の数は、頂点の数ー3だ。
全部の頂点から、(頂点の数ー3)本ずつ対角線を引くと、対角線が重なってしまうから、半分にすればよい。
そこで
N角形の対角線の数も、
(N-3)×N÷2
で求められる。

3つめの考え


4角形の対角線は、1+1=2
5角形の対角線は、2+2+1=3+2
6角形の対角線は、3+3+2+1=4+3+2
7角形の対角線は、4+4+3+2+1=5+4+3+2
8角形の対角線は、5+5+4+3+2+1=6+5+4+3+2
9角形の対角線は、6+6+5+4+3+2+1=7+6+5+4+3+2
(N角形ー2)から2までの数を全部足せば対角線の数になりますね。
たとえば7角形で考えてみる。
頂点を、ある場所から順番に、頂点1、頂点2・・・頂点7とする
頂点1からは、7-3=4本の対角線が引ける
頂点2からは、やっぱり4本の対角線が引ける
頂点3からは、対角線が頂点1から引いた対角線と一本ダブルから 3本
頂点4からは、対角線が二本ダブルから、2本
頂点5からは、対角線が三本ダブルから、1本
頂点6はみんなダブって
頂点7もみんなダブル
だから、4+4+3+2+1=5+4+3+2 で計算できます
では、どうなるかというと
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