村の運動会でウサギさんとカメ君は二人で、たすきをつないではしりました。
行きはウサギさんが、村のグランドから、公民館までを時速12kmで走りました。
帰りはカメ君が、公民館から村のグランドまで時速4kmで走りました。
かかった時間は1時間です。
村のグランドから公民館までは何キロメートルあったのでしょうか?
行きはウサギさんが、村のグランドから、公民館までを時速12kmで走りました。
帰りはカメ君が、公民館から村のグランドまで時速4kmで走りました。
かかった時間は1時間です。
村のグランドから公民館までは何キロメートルあったのでしょうか?
クマ まず、距離が分からないよ。
リス そういうときは距離を決めるんだ。
タヌキ 分からないものを、どうやって決めるの。
リス xの使い方を習った人ならxkm、かりに1kmとして考えても良いね。
タヌキ 1kmとするとどうなるの。
解き方
時間は1時間かかったことがわかっている。それから時速が分かっている。行きも帰りも走った距離は同じだから、仮に距離を1kmだと考えて
かかった時間の比を求めると、
だから、行きにかかった時間は1時間を1:3に分ける。
この分け方は、比の勉強になるけれど、行きが1,帰りが3だから、行きと帰りで 1+3=4 です。
それから、行きは全体の4分の1ですね。
行きは時速12kmで4分の1時間走ったのだから、距離は時速と時間をかけ算して
12× | 1 | = | 3 |
4 |
カメで計算してもできるね。
次は時速の文章問題:時間の比から距離を2
津波が伝わる速度は、水の深さが深いほど速くなります。そこで沖合ではとても速いのです。
大平洋などの海の深さが4000mもあるところでは、時速720km(秒速200m)にも達します。
時速70kmの自動車の10倍、ジェット機よりちょっと遅いくらいの速さです。
「津波の知らせが来たら、人のことは考えずにすぐに逃げななさい」といわれるのは、津波はとても速いからなのです。