ウサギさんは、5.4km離れたウサギ山までハイキングに行ってきました。
往復にかかった時間は、1時間10分でした。
行きにかかった時間は帰りにかかった時間の1.8倍でした。
行きの速さは毎分何メートルでしょう。
往復にかかった時間は、1時間10分でした。
行きにかかった時間は帰りにかかった時間の1.8倍でした。
行きの速さは毎分何メートルでしょう。
行きにかかった時間は
まず、行きにかかった時間と、帰りにかかった時間と往復にかかった時間を比にします。往復にかかった時間を、1+1.8=2.8 と計算して
行きにかかった時間を□、帰りにかかった時間を△とすると
1.8:1:2.8=□:△:70 こんなふうに比を並べるのを連比といいます。
これから、次の式(連比式)が出ます。
□ | = | △ | = | 70 |
1.8 | 1 | 2.8 |
□ | = | 70 |
1.8 | 2.8 |
□ | = | 70 |
18 | 28 |
□ | = | 70 | ×18 |
28 | |||
= | 45 |
分速を求める
山までは5.4kmです。これを、メートルに直すと
5.4km=5400mです。
かかった時間は45分、距離は5400m。
1分間に進んだ距離、分速は
5400÷45=120
1分間に進む距離は120m
分速は120m/分となります。
地震の伝わる速さ次へ→時速の文章問題:時間の比から距離を1
地震の揺れの伝わり方には2通りあります。
最初に伝わってくるのはカタカタという小さなゆれで、これを縦波といいます。
その後に、ゆさゆさゆれる大きなゆれ、横波がやってきます。
縦波みの伝わる速さは、秒速5kmです。
横波の伝わる速さは、秒速3kmです。
二つの波の伝わる速さの違いを利用して、震源までの距離を測定するのです。