大きなかんづめ

品物が変わっても、代金が高くなっても、考え方は同じです。
大きなかんづめ2個と小さなかんづめ3個買うと、1120円です。
また、大きなかんづめ1個のねだんは、小さなかんづめ2個の値段と同じです。
大きなかんづめと小さなかんづめの一個の値段は、それぞれ何円でしょう。

数直線でも図がかけます。


うさぎざん 私は線で図が書けるわ。

     大きいかんづめ1個が、ちいさいかんづめ2個と同じ値段だよ。
たぬきくん そうすると小さいかんづめ4+3=7個で、1120円なんだね
りすくん だから、1120÷7 で小さいかんづめの値段が計算できる。
タヌキくん 大きいかんづめは、その2倍で計算できるね。

XやYを使うと

□の代わりにx、△の代わりにyをつかいます
xやyを使う計算では
□×2 や 2×□ を、(決まり1)数字を前に、(きまり2)×は省略して書いて、2xと書きます。
大きな缶詰の値段をx円
小さな缶詰の値段をy円、小さな缶詰の値段をy円とすると
2x+3y=1120   ・・・・・・(1)
x=2y     ・・・・・・・・・・・(2)
となります。
(2)の式を2倍すると
2x=4y
これを(1)の式に入れると
4y+3y=1120
7y=1120
y=1120÷7
 =160
と計算して、小さな缶詰は160円になります。
代入算3は遊園地へです