この字の上にのっているのは羊です。
昔、羊はとても大切な動物で、大切なときに神に捧(ささ)げられました。
下にあるのはのこぎりです。
羊を切りわけて神に捧(ささ)げたのでしょう、
神に捧(ささ)げた羊は、何の欠陥もなく完全で、神の意にかなうものだったのです。
それで、この字の意味は、正しいという意味になり、正しい道ということにもなり。
さらに、義は、人としておこなう道とか道理という意味にもなり、正義(せいぎ)と使われます。
定義(ていぎ)などにも使われます。
実物の代わりという意味で、義手(ぎしゅ)などにも使われます。
昔は今よりあちこちに神がいて、神に祈(いの)って生活していたのです。
[義]歯を入れる

[義]務教育

正[義]の使者

[義]理と人情

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