季候(きこう)、立候補(りっこうほ)



候という字は、人と屋根と矢でできた字です。
昔は矢が強い武器でした。
そこで、新しいところへ陣地をつくるときなどに、矢を放って、建物をたててもだいじょうぶか、いのり、様子をうかがったのです。
そこで、候の字には、うかがうという意味があります。
ほら、気候というのは、天気をうかがうという意味ですね。
気[候]が変わる

会長に立[候]補する

天[候]が回復する

昔は「です」のかわりに[候]と書いた

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