静電気のクラゲ

静電気で空中にクラゲの形のビニールテープを浮かべた。
これは、冬の良く晴れた日におこなう。
そのほうが静電気が起きやすいのだ。
と書いたけれど、夏はどうなんだろう。
晴れた日ならできるかなぁ・・・
準備品
ビニールテープ 2人、15~20センチ程度のもの1枚
塩ビパイプ
または
棒状ゴム風船
電気くらげを浮かべるためにマイナスに帯電させる棒
丈夫な棒状のゴム風船が、けがのおそれが無く適当だと言われるけれど
高価なので、今回は朝顔を作ったときに残ったビニール製?のパイプを用いた。
風船を用いるときは、安価な風船はこすると簡単に割れることがあるから要注意。
ティッシュペーパー トイレットペーパーで代用。
服でこする子もいたけれど、服に質にもよって帯電しやすかったりしにくかったりすると思う
良く乾いたティッシュペパーがよい。
ゴミ箱 最後の後かたづけに


開始

やってみせるには練習が必要。誘導がうまくないと空中に止まらない。

ビニールテープをストローより永いくらいに切る。

永すぎると重くなるけれど、短いと安定しない。
色々工夫すると面白そうだ。
テープは袋状になっている。
それを開いて2枚にする。
重なっていると重い。

はがれやすいテープとはがれにくいテープがあって・・・このテープは簡単にはがれたけれど、別のテープは難しかった。
あらかじめやってみておく必要有り・・・はがれないときはどうしたらいいか要検討。
ぐるっと巻いて、真ん中にコブをつくる。
なかなか真ん中にならない人もいるけれどだいじょうぶ。
それを細かく細かくさく。少なくても片方を10本以上にさく。細かいと空中に浮いたときに安定して浮かばせることができる。

そして、机の上でティッシュペーパーでこすった。
さいたひもを一本持って、後の部分がそろうように手前から前に向かってこする、こする、こする。
そして机にぴたっとくっついたら静電気が起きている。
理科室の机は電気を通さないので静電気がうまく起きて、机にぴたっと吸い付いた。濃くならない机もあるだろうから注意。
ビニール棒(または風船)をティッシュでくるんでごしごしこする。
ビニール棒がぴちぴち音を立てたらデイ電気が起きている証拠。
このとき、5本の指でぎゅっとティッシュをにぎると、親指や小指や手のひらが棒についてしまう。
手がビニール棒につくと、静電気が逃げてしまいます。
それから、静電気は動きませんからこすったところに静電気が起きます。下から上までこすりましょう。
それから、棒でチャンバラをしないように・・・風船ならその心配なし。

紙が汗でしけってくると、うまく電気は起こらない。
服でこすっている子もいるけれど・・・服によるよ。紙の方が確実。
中に、プラスに帯電してしまう子がいたけれど、着ている洋服のせいだろうか?????良く分からない。
勢いよく、クラゲをぽーんと放り上げる。
そうしないとてにくっついてしまう。
空中に浮いてぱっと花火のように開けば、クラゲには静電気が起きている。

そして棒でコントロール。
棒でコントロールできないときは、棒に静電気が起きていません。
棒を手でぎゅーっとしごくと、静電気が無くなります。

もう一度棒をこすって・・・空中浮遊。
最後は顔にくっついて、大笑い。
子どももこんなに上手にあげました。

最後に、静電気はどこにもある話。
これが流れると電気になるという話で終了。それから散らかったチィッシュなどの後かたづけ。

子どもがこすったビニール棒をボクの耳に近づけた
すると、パチっと音がする。静電気の放電が起きているんだな。
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