ひっくり返すと色が変わるふしぎな六角形
ひっくり返すと色が変わるふしぎな六角形です。6年生を送る会の学年発表で、これの大きいのを作って発表した学年がありました。
色々工夫できそうです。
メビウスの輪の紙折り版といったらいいのかな。
対象学年 | 小学校3年以上 |
必要時間 | 1時間 |
組み立て部品(一人分)
印刷した紙 もしもコンパスを使って三角形を書くことを学習したら、自分で三角形を書いて実験することもできます。 |
1枚 |
はさみ |
1本 |
のり |
少々 |
シール 3色 |
1色6枚×3=18枚 |
教室でのようす
少人数の教室です。白い変身カードを見せて、代表の子どもにに
「小さな三角形のところへ1つ絵や印をを描いてください。」
と言います。
書いてもらって、みんなに見せてから、手のへかくして開くと、
「絵が消えてしまいいました。」
と見せます。
「裏を見せて。」
って言うんで裏返すと
「裏にも絵はありません。」
もう一人書いてもらって、
「ほらまた絵が消えました。」
裏側には
「おや、最初の絵が出てきてます。」
という感じで授業をしました。
大勢のときは、もう3色にしたカードを用意しておいて、
「はい、赤いカード、裏は黄色のカードです。」
手のひらに入れると
「はい、あおいカードにかわりました。」
と始めます。
「あおいカードの裏側は何色でしょう」
「あかー」
「残念です、黄色でした。黄色の裏側は何色でしょう。」
「あおー」
「残念でした、黄色です。ほら裏返すと青で、その裏は黄色、青はどこへ行ったんでしょう????」
なんて楽しめます。
こんなふうに色が次々に変わるカードです。三角形2つ続きの菱形のところへ絵を描いても面白い。
参考文献には、六角形部分に絵が描いてありました。これだと絵が大きくて良いです。でも裏返すと絵がバラバラになってしまう。色だと絵がバラバラになったのが気がつきません。菱形に絵を描くと、絵の上下がひっくり返りますが、これでも絵はバラバラにはなりません。ここがクマの工夫です。
作り方
1,正三角形を10個書いた紙を用意する。下の画像ファイルを保存して、プリントすればだいじょうぶ。
2,切る
3,番号をふって
4,図のように、のりしろと1の間を谷折り
5,図のように3と4の間を山折り
6,6と7の間を谷折りして・・・
7,のりしろと書いたところをひらいてのりずけ、
8,のりしろと9をくっつけて
9,できた正六角形を図のように折って
開と、3種類のめんが現れます。
そこに絵をかいたり、シールを貼るとできあがり。
(参考資料)
もの作りハンドブック5 仮説社
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