卒業の思い出プレゼント


3月は、卒業の季節です。
卒業の頃、私はいつも、子どもにささやかな記念品をプレゼントします。
「これは、先生からの卒業記念です。 色鉛筆やクレヨンやクーピーペンシルで、このスケッチブックに、 友達と卒業記念の言葉を書き合いましょう。」といって渡すのです。
私用ののスケッチブックもあります。中をちょっと覗いてみると・・・・

4年から6年のクラス、とっても楽しかったです。
色々な思い出、楽しい授業ありがとうございました。
先生はとても面白い人でした。でも怒るときはとても怖かったです。でもだいたいは優しい先生でした。
私のことわすれんでよー。
いろいろあったけど楽しかった。
「怒りすぎるなよー」なんて私に対する注意もあります。こういう子どもの励ましが教員を続けてる力になっていってる気がします。

文章の中にイジメになる文はないかとか、いやなことを書かないかとか、心配はありますが、 そんなことがなければ、子どもたちにもとても良い小学校の思い出になるはずです。そこで
「友達の良いところを見つけて書いてください。注意することは、 全員に書いてあげること、全員に書いてもらうこと、書かれていやなことは絶対に書かないこと。」 といって、スケッチブックを渡しているのです。