句読点と文章の読み方


文章は点や丸で切って読む・・・っていうのは本当だろうか。
「丸まで一息で読みなさい、そして丸で息をする。」
「点は少し開けて読みなさい。」
って、声を出しての本の読み方を教えるのは、間違いじゃないのだろうか。

ラジオなどでの面白い番組を聞いてみる。同じように声を出してみる。すると、なんだ、丸で切って読んでないじゃないか。丸で切って読むから、聞いてくれない、意識がとぎれる。丸は切らないで点で呼吸をするというのが良いんじゃないか。
よく、「えー」と文章のつなぎにいう人がいる。文章は、話はまだ続くというところで言うのだろう。こんなとき、「それから」とか「だから」とか言ってから息をして話すことを考えて言う、そうすると聞いている人は、意識がとぎれない。そういうのが正しい音読の方法じゃないのだろうか。

どれだけ、丸と次の文のつながりを意識して、本を読んでいるのだろうか。